子供をゆがませる「間取り」2007年11月01日 05時19分55秒

家の間取りは大切です。
以前は、「○部屋もある」と部屋数を強調していたようですが、今は、小さな部屋ばかりあっても、という感じです。リフォーム番組でも、小部屋の壁を取り払った開放感を見ていますから。

もう1つ気になっているのは、「快適な子ども部屋は必要か」ということです。
私の子どもの頃は、親の世代が「子どもに子ども部屋を与える」ことでステータスを感じていたようです。私もその恩恵にあずかりました。
私の場合は4畳もない部屋だったので、こもりっぱなしということはありませんでした。
子どもがこもりっきりになれるほどの部屋はいらないというのが、私の考えです。
パーソナルスペースは与えても、個室を与える予定はありません。1部屋を子ども2人で分けて使わせます。

さて、この本です。
問題のあった家庭の間取りが紹介されています。
2階が子どもの聖域になるような状態は避けた方がいいことがわかります。
最近は、成績の良い子はリビングで勉強していることが多いとも言われています。これから家を建てる、購入する予定のある方は、読んでみてはいかがでしょうか。

みんなのためのルールブック2007年11月02日 05時06分52秒

「礼儀やマナー」忘れられていますね。社会のルールを守ることは、子どもが生きていく上で大切です。
この本はアメリカでディズニー社の選ぶ<全米最優秀教師賞>を受賞したロン・クラークさんが書いています。
50のルールが書かれています。
ルール1「大人の質問には礼儀正しく答えよう」
に始まって、
ルール50「きみのなれる、もっともすばらしい人間になれ」
まであります。
「ルールは、自分も他の人も快適にすごすためにある」と思っています。
自分以外の人のことを考えられない人には、ルールを守ることはできません。
「自分以外の人のことを考えられない」=想像力がない人が増えてきたな、と感じるこの頃です。

障害理解2007年11月03日 05時27分00秒

総合的な学習の時間が導入されて、様々な障害を考える授業が行われています。
しかし、単に経験させるだけで終わっていないか、本当に理解できているのか。
この本を読むと考えさせられます。
多くの人が「障害者に対する援助の仕方」を知っていれば、バリアフリーな社会ができると思います。
障害に関する授業をする場合に絶対に参考になる本です。